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日本好きを装う、海外旅行で遭遇したスリの手口

皆さんはスリに遭遇したことがあるだろうか?

今回は、私が海外旅行で遭遇しかけたスリの手口について紹介する。

旅行中にスリにあうとかなりテンションが下がるので、事前に防止するために役立てて欲しい。

 

1 . 最初は日本好きの外国人だと思っていた

 街中を歩いていると突然、2人組の男性が「コンニチハ」「ニホンダイスキ」などと言って陽気に話しかけてきた。海外という慣れない環境の中で、日本語を聞いたり、日本好きの人を見つけたりすると、とてもテンションが上がった。そんなわけで、お互いの出身や趣味などを楽しく話していた、これからスリにあうことも知らずに、、、(ほんとに日本が好きで話しかけてくれる人もいるよ)

2 . 道案内を頼まれた

 そんなこんなで雑談をしていると、道案内をして欲しいと言われた「Hokkaido Restaurant」というところに行きたいらしい。しかし、スマートフォンで検索してみても見つからない、その時、その中の1人が自分たちの背後に行くのを感じ、少し違和感を感じた、、、

3 . 日本のお札のデザインを知りたいらしい

 結局そのレストランは見つからず、立ち去ろうとすると、「今日本の通貨は持っているか?」と聞かれた。どうやら、日本の通貨のデザインを見たいらしい。最初は、10円玉や100円玉だったので見せてあげていたが、そのうちに金額がエスカレートしていき、1万円札を見たいと言い出した。さすがに怪しく感じたため出し渋っていると、「盗むつもりはない、その証拠に俺の財布を持っていていいよ」と言い、財布を中身を見せて渡してきたのだ。この段階で不信感はピークに達し、結局財布も受け取らず、1万円札も見せなかった。

 ちなみに、証拠として見せてきた財布の中身に入っていた現金の価値を後で調べてみると、日本円にして100円にも満たないことが分かった。盗まないと安心させるための罠だったのだろう、、、

3 . 最後に

 結局、私たちが警戒していることを悟ったのか、何も盗ることなく立ち去っていった。そして、Hokkaido Restaurant に行きたいと言っていたにも関わらず、私たちから離れるとすぐに近くのハンバーガー屋に入って行った、、、

4 . 感想

 海外という慣れない環境の中で、親しげに話しかけられると警戒心が緩んでしまうが、必ずしも安全とは限らない。もちろん、話しかけてくる人全てをスリだと思い拒絶してしまっては、海外旅行の醍醐味である異文化交流ができなくなる。そのため、積極的な交流はしつつも「お金」「契約」などに関しては常にシビアになる必要がある。手口は多様化しているので、継続的で多角的な警戒が必須だと感じた。

 

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